TEAS’ TEA NEWYORKのダージリン(ストレート)の温かい華やかさのあるデザイン

           

カラー解説(PCCS)

 
メインカラーはdpトーンの2番周辺のカラーです。深みのある濃い色で近似色には『茜色(あかねいろ)』や『臙脂色(えんじいろ)』などがあります。
 
サブカラーにはコーラルオレンジを選びました。sfトーンの4番周辺の橙色です。近似色には『ヴァーミリオン』『丹色』などがあります。
 
アクセントカラーは落ち着いたsf~ltトーンの8~10番周辺の色味です。近似色に『刈安色』などがあります。
配色計画
色彩心理
夕焼けの空のように心温まる赤と赤みがかった橙の配色です。アクセントカラーの黄は橙に近い黄(山吹色など)ではなく、やや緑がかった黄で色相差は4程度ある中差色相配色になっています。

赤は元気の源の色ですが、赤だけだと無遠慮で性急でどたばたとした感じになりますが、橙の楽観的で仲間意識を感じる優しさが加わることで安定感のある元気の良さを感じます。やや緑がかった黄色は新鮮な、鮮度の良い感じがして、高級感とフレッシュな雰囲気になっています。

日本の伝統色名である茜色は夕方の空の色として有名です。
『万葉集』にも詠まれています。

「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」(額田王)

天武天皇が袖を振っている(=求愛の印)から、番人に見られて怒られはしないかと心配であると、夕暮れにムラサキグサの花に揺れ動く心情、切なさを詠んだようです。


こちらのような歌もありました。

茜色は夕焼けの色。一日の出来事や相手のこと思う気持ちが伝わってきますね。

TEAS’ TEAのダージリンは、そんな茜色の気持ちを抱きながら、今日も新しい何かにチャレンジするような前向きな気持ちになりたいときに手にするといいかもしれませんね。

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