色彩学#02 青と黄の配色

皆さんこんにちは、カラーオンです。

 

今回は色彩学の#02、青と黄の配色を見ていきましょう。

 

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青と黄はおおむね補色関係にあります。

前回色彩学#01で、色相環をご紹介しましたが、一般的に私たちが「赤」とか、「緑」とか「青」と色名を言った場合、それが示している色の幅は広く、例えば青は緑みの青から紫みの青まで色相の中では比較的幅が広く表現されます。したがって、黄の補色が青といっても、どの青かは分かりにくいと思います。

 

color-on.hatenablog.jp

 

なので”おおむね”補色関係にあるとしておきます。

 

さて、補色とはなんでしょうか。色相環のサークルで、真反対側にある色のことです。

 

例えば日本色研表色体系(PCCS)は色相を24色に区分けしています。1から24まで番号が付けられていて、24色で一周になりますので、1(紫みの赤)の真反対は13(青みの緑)になります。黄は8(黄)なので補色は20(バイオレット)です。

 

上の写真ではおよそ黄色の部分が8で、黄色の間にある青系の色が20にあたります。

 

補足配色は調和的配色で見ていて心地よい配色となります。ただし、明度・彩度が同程度の場合はハレーションを起こして境界線が見にくくなり、違和感を感じます。赤と緑でよく見かけられます。

 

PCCSについては日本色研のホームページもご参照ください。

日本色研事業株式会社 HomePage

 

 

色彩学#01 ~ 色彩とは ~

皆さんこんにちは、カラーオンです。

 

10月も後半になってきましたね。もう直に鮮やかな紅葉が楽しめる季節です。

赤や橙で埋め尽くされる木々の彩りは華やかな冬の前に、心を優しく暖かくしてくれます。

 

今回は色彩学の第一回目の投稿です。

「色彩学」というとかなり固く感じますが、色ってそもそもなんなのだろう。どんな色の組合せをしたら気持ち良く感じるのだろう、といったことを分析的に表現したものです。

 

例えば、赤といっても橙に近い赤があり、紫に近い赤があります。それらが他の色の中でどういう位置づけになるのか、どの色との相性が良いのか、といったことです。

 

アイザック・ニュートンさん(かの有名な科学者)が色の正体は光であることを科学的に示しました。それ以来色彩の研究は光の研究にもなりました。

 

今そこに見えている色は、光がそのモノに当たって反射した反射光、またはそのモノを通過してきた透過光が、眼の網膜を通して視神経で情報化され、その情報が脳に送られて○○色であると認識されています。

 

大まかにいうと、その脳が色を知覚するまでが色彩学の分野となります。「○○色であるから○○な感じがする」と感情的な知覚を行う段階が色彩心理の分野となります。

 

さて、色相環(color circle)というものがあります。色の見た目を区分けして入れるさせたものです。

 

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色彩学では色を見た目で区分けして、それぞれを数値で表します。どれくらい橙に近い赤なのか、紫に近い赤なのか、あるいはビビッドな目の覚めるような赤なのか、薄い赤なのか、暗い赤なのかといったことを数値化して配列します。

 

そうして配列した色同士でどのような組合せをすれば見た目に良い配色になるのかを考えるのが色彩学です。これをマスターすることでインテリアやエクステリア、ファッション・メイクからウェブデザインまで、どのような配色を行えばしっくりくるのかがわかるようになります。これからの時代、読み書き、プログラミングと同じくらいマスターしておきたい知識・能力ですね。

 

色彩学が取り扱う分野がイメージできましたでしょうか。次回以降「色の三属性」など具体的な内容をお届けします。是非お楽しみに。