コーディネートと色彩心理:朱赤のタイトスカートをカジュアルに大人らしく


 

カラー解説(PCCS)

このスタイルのテーマを作っているメインカラーはスカートの朱赤、vトーンの3番周辺です。近しい色に『紅緋』があります。
サブカラーはシャツの濃い紫、dkトーンの22番周辺です。
アクセントカラーはベルトのオレンジベージュ、dpトーンの6番周辺カラーです。
配色計画
色彩心理
朱赤と紫は中差色相、明度に大きな差がある配色で、少しの違和感と動きを感じる配色になっています。朱赤とオレンジベージュは類似色相で明度・彩度も同程度で統一感があります。

メインカラーとサブカラーにあえて統一感の薄い配色で少しざわついたカジュアルな雰囲気があります。個性的です。朱赤のやや温かくも挑戦的で奔放なエネルギーのある様子に、紫の枠や形にとらわれないインスピレーションからのこだわりを持っている様子があり、キュートになりそうなところを、大人びたサバサバとした雰囲気にしています。赤はアクティブに干渉してくる雰囲気のある色ですが、全体的にカジュアルにまとまっていますので、かたちにはまらない息を抜ける、ほっとする印象になっています。またオレンジベージュが個性感をプラスするとともに、可愛さと優しさを表現しています。幼さと大人感、寄り添うのかそうではないのかのバランスが面白い配色です。

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