皆さんこんにちは、カラーオンです。
今回は色彩心理の第7回目、アクティブ×ブラウンをご紹介します。
前回はシック×ブラウンでした。
ブラウン・ベージュに無彩色を合わせると上品で洗練された様子となりましたが、今回はブラウン・ベージュにレッドが加わっています。
レッドですが、やや明度と彩度をを落としたディープトーンになっています。
色彩学コーナーでご紹介してPCCSではdp2が近似色に、
マンセル値では5R5/9付近が近似色になります。
ブラウン・ベージュが多い中、ビビッドがレッドも配色として十分考えられますが、このカフェテーブルでは落ち着いたクラシック感が演出されています。
※シュガーとクリープがポップなカラーになっています。デザインセンターの一角にあるカフェです。
レッドが加わることによって前進感が発生します。腰を据えて落ち着くのではなく、これから何をしていこうかとアクティブな様相を呈してきます。
こちらのカフェは大きな窓ガラスが外壁代わりになっている日の光が心地よく感じられる空間になっていました。ビジネスの話をしている人もいれば、デザインセンターを楽しんだ後の余韻を満喫している人もいました。
ほっこり落ち着くだけではなく、丁寧に心を静めて、次の一歩を踏み出す準備をしている感じになります。
忙しい毎日を過ごしている方は是非週に一度はこういった色に触れてエネルギーをまとめ、次の放出を目指していくとよいのではないでしょうか。