皆さんこんにちは、カラーオンです。
今回は色彩学のコーナーで、
トーンイントーン配色
をご紹介します。
前回はトーンオントーン配色で、トーンにトーンを重ねる配色方法でした。
今回のトーンイントーン配色は、あるトーンの中の色だけを使用して配色する方法です。
こちらは金太郎飴ですね。無彩色のホワイト系が入っていますが、他の有彩色はすべて中明度、高彩度の色になっています。ビビッド、ストロング、ブライトの中間にあたるトーンになります。
こちらの入り口暖簾の2色はディープトーンで統一されています。
トーンイントーン配色は同じトーンでまとめられた配色ですので、見ていてとても安定して、受け入れやすい・多くの人が調和を感じやすい配色です。
特に多くの色を使用する場合にまとめる際有効です。
ファッションでトップス、ボトムス、シューズ、ベルト、ヘアアクセサリなどで基本的にはトーンが異なる色を身に付けていますが、お出かけ前にコーディネートが決まらない時はトーンイントーンを意識して、トーンを合わせることでまとめることができます。
是非覚えておきたい配色技法です。