色彩心理#04 上品な紫と赤(和菓子)

皆さんこんにちは、カラーオンです。

 

今回は色彩心理の第4回目です。最近気になった和菓子のパーッケージ配色を紹介します。

 

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商品パッケージの色彩心理はとてもよく研究されています。とくに食におけるパッケージデザインは売上と味を大きく左右する重要な要素となっています。

 

こちらは1つ150円の小さなお餅です。一つ一つ梱包されて並んでいて、パッケージからは150円以上してもよさそうな上品さが伝わってきていました。

 

パープルからレッドまでの色相で統一されていて、シンプルなデザインになっています。面白いのが、コピー文字の地には薄い水色が採用されている点です。

 

梱包材の質感も上品さ・高級感を演出するための要因となっていますが、まずパープルピンクの可愛くも不思議な様子・神秘的な様子が伝わってきます。

 

コピーの文字はブラックで引き締められています。上品さを出すためにグレーの文字を使用しているとどうでしょうか。上品さは増すと思いますが、「リンゴが1個丸ごと入っている」という堂々とした力強いPRが感じられなくなっているでしょう。

 

真っ赤な文字は新鮮なリンゴを彷彿とさせます。

 

そして、コピー文字の地の薄い水色。パープルからレッドの色味の中に薄い水色を採用することはとても大胆です。それもかなりホワイトに近いアイスブルーが採用されています。

敢えて冷ややかなさらっとしたカラーにすることで、和菓子の甘すぎない雰囲気が演出されています。ブルーアンダーカラーでパープルとの統一感もあります。

 

これが薄いオレンジ色であれば”ぼやっ”と雰囲気が緩んで、こたつの季節にピッタリになります。しかしアイスブルーを採用することで口の中が甘くなりすぎず、お茶と一緒に頂くことで口の中がすっきりとして、気分は引き締まるように高揚する感じがします。全体的にすっきりとした雰囲気を作り出しています。

 

和テイストは上品で丁寧な雰囲気が大切です。日本人ならではのパープル使いのパッケージでした。

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