色彩心理#03 一日を振り返る柔らかい色

皆さんこんにちは、カラーオンです。

 

突然ですが、柔らかい色と言われてどんな色を連想しますか?

 

淡く、薄く、エアリーでふわふわした感じがする色ですね。優しく包み込んでくれるような、穏やかなトーン。

 

夕焼けが空を覆い尽くす前のほんのわずかな時間に登場する色彩空間は実はとても柔らかいですよ。

 

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淡いブルーは知的で洗練された様子で、気分をすっきりとさせてくれます。そこへ同じトーンでやや淡いベージュが合さった空です。

 

ベージュは暖かく、ソフトで柔らかい色です。しかし土の色にも近く、しっかりとしていて芯のある様子もうかがえます。ベージュに触れていると動じる心が収まり、安定した思考をすることができます。

 

車の運転はこの時間帯の事故が多いと言われています。それは人の眼が色を識別する際、明るい所と暗い所で異なる神経をメインに知覚しているため、その切り替えを行ううす暗くなってくる時間帯だからです。

 

しかし空は、一日の出来事をすっきりとまとめ、整理したものを丁寧に心に収納することを促すかのような色をしています。

 

仕事中はあまり空を見ることが出来な時間帯かもしれませんが、暖かい夕日を浴びて温かい気持ちになるまえの素敵な時間ですね。

 

一日がどたばたと忙しなく過ぎていった人に程意識してほしい色彩グループです。

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