皆さんこんにちは、カラーオンです。
今回は色彩学の第4回目です。
前回は色の三属性についてご紹介しました。
色相、明度、彩度を記号や数値で表すことによって、色を正確に表現することができるようになります。
色を数値で表し、順番に並べたものを表色系と言います。
代表的なものにPCCS(日本色研表色体系)やマンセル表色系、オストワルト表色系などがあります。
日本ではPCCSがTone(トーン)の説明などでも使用しやすくよく用いられています。工業塗料などではより細かく色を表現するマンセル表色系(マンセル値)が使用されています。
それぞれの表色系において、もっとも「鮮やかな色」が異なっていたり、色相の区分(色記号あるいは青が指す範囲)が異なります。
是非それぞれの表色系についてネット上で調べてみてください。
PCCSは比較的わかりやすく、色相は24色、明度・彩度も大きく分かれていますので、色の違いを把握しやすいですよ。Tone(トーン)別に色を並べた図表も分かりやすく、明度と彩度の違いも比較しやすくなっています。
Toneについては次回ご紹介します。